桂小五郎  京都時代、彼が周旋家としてどのように凄かったのか?

私は幕末の中で、坂本龍馬の次に、桂小五郎が好きです。

 

彼がおそらく、好男子で、スマートでもの柔らかい物腰だったのではないかという想像をしていますが、彼が長州藩の京で実際に具体的にどういう言葉で人を説得していったのか、高杉晋作が後に功山寺挙兵を行い、俗論派から政権を奪還したとき、どうして今後、長州藩の政務を担う人物として桂を名指ししたのか、いまひとつわからないのです。

 

司馬遼太郎の作品の中でも、たびたび姿を現す桂小五郎ですが、ほかの小説、文献でも彼が周旋家で、朝廷工作に活躍したという記述はありますが、実際にどのような言葉で人の心を動かしたのかを著したものが、私の見た限りではほとんどない状態です。

 

ですのでもどかしくてたまりません。

 

彼はどんなセリフを言ったのか?

 

もちろん今のコミュニケーション学では非言語的な部分が、多く相手に影響を及ぼすという結果が出ているので、彼の内側から出てくる雰囲気や容貌、声の抑揚などが、きっと聞き手にも心地よいものであったことは間違いないのでしょう。

 

それにしても資料が少なすぎる。それが欲求不満になっています。

 

どなたかご存じだったら、創作でも構いませんので彼が語った言葉の言い回しなどが頻繁に出てくる著作物をご存じありませんか?

 

もっとも「木戸孝允日記」や「木戸孝允関係文書」など漢語(おそらく)で書かれているものは能力的にまだ読める段階まで達していないため、勉強不足であることは否定できません。

 

ですがイメージだけでも大まかにつかみたいのです。

 

渇望している状態です(;゚Д゚)